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2006年06月08日

Media Templeに引っ越し

ホスティングサーバーを変更しようかどうしようか検討中。
第一候補はここ
Media Temple

(mt)のマークでおなじみ。
ホスティングサーバーを利用する企業は多い。しかし考えてみれば、どのサーバーを使っているかを自社のサイトに掲示するケースはまれだ。
もちろんホスティング会社が自社のバナーをつけることを推奨しているわけじゃないから、ほとんどの場合「それがかっこいいから」「ステータスになるから」という理由で自分の意志でホスティング会社のバナーを使っている。

ホスティングサーバーを機能やサービス、価格で選ぶのではなく、ブランドや利用者の属性で選ぶ。そんなマーケティングを始めたのはmtが最初ではなかろうか。
確かに当初は、名前が知れたウェブ制作会社や先端的Webクリエイターを積極的に誘致して上手にブランド戦略を展開していた。

昔はあこがれもあった。(今もすこし)

これと同じ戦略で、クリエイター専門ホスティングサービスと銘打って展開しているのが、heteml(ヘテムル)
hetemllogo2.gif
今も利用している。しかし、ある理由があって現在新規契約がストップしている。入りたくても入れないわけだけど、利用者からみるとなにも選民意識もないし、むしろその逆で疎外感や寂寥感を覚えることのほうが多い。
最近は着々と「伝説」作りに励んでいる感すらある。

Webサイトのデザインを比較すると、hetemlはMedia Templeをオマージュしているのがすぐわかる。

hetemlはこれからの動きが、いろんな意味で目が離せなくなりそうだ。

2006年06月07日

iWebのアップデータ

iWebのアップデータが出てた。
バージョン1.1。

iWeb1.0は、日本語の扱いが特殊だった。
バグというより仕様なのだろうが改行や半角スペースがないまま1行を超えると文字が画像になってしまう。
この仕様はかなり評判が悪かったようだ。

今回のバージョン1.1ではそれが解消されたという。
ソースコードの仕様もすこし変わっていて、厳密な意味でのXHTMLの記述とは違い、クセがある。

でもこれは仕方がないことだろう。ソースコードを意識せずに、思った通りのサイトを誰でもカンタンに手軽に作る、これがこのソフトの目的だからだ。

あれもこれも、とバージョンアップのたびに機能が増えていって本来の目的から外れて肥大化していくのが常だろう。だけどアップルはそんなことはしないはず。

2006年06月05日

ActionScript記述ツール

FLASH内蔵のスクリプトエディタはどうも使いづらい。FLASHを使い始めた頃のバージョン4のときは、どうにかなっていた。タイムラインから簡単に呼び出せたから何も疑問を感じなかった。

FLASH5あたりからだろうか、ASをインスタンスに結びつけるオブジェクトの一つ、という概念からもっと統合的なシークエンス全体をコントロールするモジュール的な扱いへと考え方が少しずつ変わってきた。僕もリクエストを出していた外部コントロール機能の実装が充実してきたということもあるし。
AS2は、異論もあるだろうけどスクリプト言語としてFLASHからすこし離れた使い方をしてもいい時期になったと思う。

そう考えると、FLASHというソフトはグラフィックソフトとしての機能がそもそもメインなのだから、オーサリングやスクリプト機能は別に切り離して、スイーツ化していく方向もアリなんじゃないだろうか。

調べてみると、ActionScriptの記述に特化した開発コードエディタというカテゴリの製品がいくつかあることがわかった。

SEPY ActionScript EditorSE|PYMac版もあるしこれは試してみたい。

FDT
「パワーフラッシャー」向けだって。ちょっと恥ずかしいぞ。Eclipseといっしょにつかうやつか。日本語が弱いって情報もあるけど、ほとんどの機能は網羅している感じ。

SciTE|Flash
これはインターフェイスがちょっと個人的に受け付けない系なので却下。

ちょっとタイプは違うけど、Adobeが出しているFlex 2.0というのもある。
Flex 1は、製品の位置づけがよくわからなかったけど、2.0になって、パブリッシュツールにかわったみたい。合併後の相乗効果でいい住み分けができそうなきがする。

2006年06月04日

MarkeZineのフッターが1画面以上ある件について

翔泳社のオンラインマーケティングのための実践WebマガジンンMarkeZine(マーケジン)が先月末にオープンした。

MarkeZine.gif

[過去3日間ランキング]
[一日平均ランキング]
[全閲覧数ランキング]

↑ランキングすきなんですねぇ。レイアウトは7:3のtwo-column-right tweaksスタイル。

記事ページのフッタはよく研究されていています。スタッフはきっとたくさん議論されたここと思う。
[1/3 次のページへ]は当然としても、さらにその記事が全3ページあったとしたら3ページすべてのサマリーも載せてある。
ほかにもフッターには情報満載。[著者プロフィール][4択アンケート][コメント/TB入力フォーム][関連記事][グルーバルメニュー][コピーライト等の共通フッタ]。
およそ考えられる情報がフッター部分に集約されていて、使いやすい。

ページの一番下、フッタの重要性は前から気がついていて、打ち合わせでもよく言及することがある。
ある調査によると、ページの最上段と最下段に同じリンクを置いたところ、最下段の方がクリック数が多かったそうだ。
ページの上から無意識にスクロールダウンしていってページの下まできたら、ユーザーは次の動作を能動的にせざるを得ない。閉じるか戻るかリンクをクリックするかのどれかの選択をする。ユーザーの行動を喚起させるリンクがそこにあるかどうかはサイト滞在率に大きく影響するはずだ。

MarkeZineのように、これだけフッターがてんこ盛りで、しかも見慣れたtwo-column-right tweaksなら、ユーザーはナビゲーションしていることが無意識になりそう。それはいい情報デザインの証。禁欲的なデザインで面白みはないかもしれないけど、一方でスキがないのも確か。

後は記事の内容が充実してくれば…。
「Web2.0」に関連した記事が目立つ。正直ちょっと食傷気味。胃にもたれますw。もっというと、もうその言葉流行ってないんじゃ…。

2006年06月03日

ニンテンドーDS Lite 祭りの終焉

手に入りにくいと言われるとなぜか欲しくなるから不思議。
ニンテンドーDS Liteを買ってみた。


争奪戦の加熱具合がどんなものだか体験したくなって、近所のトイザラスに開店の1時間前に行って様子見。
到着した時点では10人程度並んでいた。並んでいた人にちょっと話を聞いてみると、どうもニンテンドーDS Liteだけが目的ではなさそう。フツーに店に寄ろうと思って早く来ただけの人も何人かはいるようだ。

朝10時の開店直前で列にならんでいたのは80人程度。店先の案内を見ると「6/3(土)ニンテンドーDS Lite 緊急入荷! ホワイト100台 ガリガリ30台 ブルー18台 お一人様一点限り」と書いてある。

商品受け取りカウンターで手続きしながら購入者の選んだ色をチェック。圧倒的にガリガリ君が人気のようだ。

開店と同時に整理券を配って、あっさり終了。開店後1時間ほど店内にいて様子をみていたけど、在庫は十分、普通に売り場にプライスカードが並べてあってほとんどの人は素通り。
入手争奪戦は完全に終わったといえよう。たぶん今日明日の土日でやっと売り切れるかどうか? という気配。

祭りは終わりましたとさ。

中を開けて画面を見たら、ドット抜けが上側の画面にいくつかある。それが気になって集中できない感じ。ハズレだったようだ。(´・ω・`)

2006年06月02日

ロハスデザイン大賞 シンポジウム

-ロハスデザイン大賞 2006」発表シンポジウム-
開催日:2006年6月5日(月)
開催時間:15:00~17:00
会場 東京・「丸ビルホール」

lohasawrd2.gif

開催目前のこのイベント。
参加者の顔ぶれが想像以上に豪華。坂本龍一・村上隆・深澤直人・大橋マキ。
参加はもう締め切られているけど。時間の都合がつけば行ってみたかった。

「ニッポンのデザインの新機軸、ここにあり」というサブタイトルからもわかるとおり、製品とデザイン、そしてその背景にある思想や生い立ち、作った人たちの想いが聞ける機会はもっとあってもいい。

2006年06月01日

画像認証パスワード

Yahoo!の新規ログイン時やロリポなどで導入されている「画像認証」
ねじ曲がった英数字の汚い画像が表示されていて、そいつを読んで入力させるというやつ。

070103_vision.gif

ある仕事でこれを導入すべきがどうか話題になったので調べてみた。
CAPTCHA」
まず見つけたのがコレ↑。
基本技術はカーネギー・メロン大学で開発されたものらしい。

Captcha.jp
つづいて日本語↑。

気になるのがアクセシビリティのこと。Webは視覚障害をもつ人にとってかけがえのないメディアだが、これに真後ろ向いた技術である。
どうやら画像認証以外に音声認証というのもあるようだ。

意外だったのは、この技術、どこかのベンダー企業がAPSとして提供しているのだろうと思ったら大間違い。PythonモジュールもあるしPHP、Perlのモジュールにもなっている。オープンソースだった。アカウントIDと秘密鍵を組み合わせて暗号化し、その暗号化した文字列から画像を生成する仕組みだ。なんと.swf版もあるし。

だけど、このサービスに感じる違和感はぬぐえない。
本来的にメンドウだろ。いくらスパムやbot対策だとはいえその対処方法を利用者に転嫁するという、その考え方自体がおかしいよ。

それにこの画像生成アルゴリズムと相性がよくないらしくて、いっつも荒れた画像ばっかり表示される。まるで人を見て画像を作っているかのよう。ほとんど読めないことも多くて目を細めながら解読する身にもなってほしい。

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