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2007年02月10日

自転車を買ってみた

冬が終わりそうな気配で暖かくなってきたら風を感じたくなった--。

自転車を買いたい!!
休みの日にポタリングするのに良さそうな、見た目だけでもママチャリっぽくないもの。
自転車の世界はまったくわからないので、知り合いに聞いたり、ネットで何となく調べたり。

最初はクロスバイクに狙いを絞っていたけど、多分まちがってもハードなスポーツライドはしないだろうし、ほとんどの使い道はTSUTAYAとかコンビニとか郵便局とかエクセルシオールとか本屋とか…。そんなダラ乗りしかしないことは明らかなので、あくまで見た目優先で値段は安めで…。

色は明るいオレンジ。そこだけがこだわったポイント。それで友人に選んでもらって買ったのがコレ。いわゆるWサスペンションMTBです。

Newbicycle

価格は、…えーと安かったです。いわゆる有名ブランドの3分の1程度。ノンブランド製ですともさ。
軽いのがいい、と言ってあったのでフレームやステム、シートポストは一応ステンレス。リムもステンレス。希望していないのにディスクブレーキ。
オマケでLEDライトとかワイヤー鍵、泥よけフェンダー(上の写真は未装着)などを付けてもらってかなり喜ばしい気分。

これから初乗りするわけだけど、さて、どうなることやら。

2007年02月09日

The FuseKit

今週はちょっと時間が空いていたりするので、Flashのライブラリを幾つか試しながら研究してみた。

いままでパブリックライブラリは仕事では使ったことがなかった。なんだか手を抜いているような気がするし、後々の修正やリニューアル時にかえって足かせになりそうな気配がしていたから。
でも、便利さと制作時間の短縮化という魅力には勝てそうもなく、これからも部分的に少しずつ使うかも。

こういったスクリプトエンジンを使う時に大切なことは、スクリプトソースを研究して自分の勉強に役立てること。たった数行で劇的な効果があるからといって、ライブラリをブラックボックス化してはいけないと思う。そういう意味では、時間がないから使う、という動機は良くないな。自戒。

今回は試してみたライブラリを幾つか紹介。

実用的なところでは先週実際に仕事でも使った「MC Tween」。歴史も古く、いい意味で枯れていて使いやすい。

最近では「The FuseKit」が人気みたい。kitというだけあって単なるクラスライブラリ集じゃない。いくつかのライブラリ群(エンジンとも言う)の集合体で構成されていてすぐには全体像を把握できないほど規模も大きい。
構文がわからなきゃ使えないので、FuseKitではヘルプを組み込める。

Fusekithelp

またスクリプトパネルの左側にツールボックスがあるのですぐに使い始められる。
Fusekitaspan

ヘルプに関しては、trick7さんのサイトでFuseKitのドキュメント日本語化プロジェクトがあるので参考になる。trick7さん感謝!!

Fuse Kitの英語版ドキュメンテーション自体が現在進化系なので、まだまだ中途半端。ただちょっと試しに使うだけならいいのだけど、もっと実践的に自分のイメージ通りに動かすためのインストラクション情報がもっとたくさんあればいいのに。
ヘルプを見ても、構文サンプルはそんなに多くないのだ。
今週はとりあえず「こんなことができる」という全体がなんとなく把握できた程度。
サンプル.flaにあるコードを眺めたりしてるだけで結構時間がかかってしまった。

Flash/Flexライブラリは他にもたくさんあって、今は3D系がハデで元気がある。

こういう飛び道具って、昔のFlashによく見られた、いかにも「使ってみました」的になりやすく、唐突でネタバレするものになりがちだ。それだけはカンベン。

いまはまだ、使うことが楽しい段階。とりあえず今はそれでいい。

2007年02月08日

東京イラつくマラソン

東京マラソンが開催されるらしい。
一部ではそうとうお祭り化しているらしくて、マラソン競技だけじゃなくて、東京ドームとかでもイベントが開催されるなど、すごいことになってる(らしい)。

告白すると、ずっと疑問に思ってたことがある。
それは、「東京マラソンはいつ開催されるのか?」ということ。
ここんとこずっと疑問でした。

Asicspos

だって、初めて知ったのは、このポスターを見たからで、シューズショップやスポーツ店に行くと、関連グッズコーナが展開されていてハデに告知している。コース紹介や走り方ガイドのパンフも置かれていたりする。
ポスターもじっくり見たし、パンフにも一通り目を通したけど、「何月何日に開催されるのか?」という情報はどこにも記載されていない。

Asicspnf

作っているのはこのイベントに協賛、オフィシャルグッズを販売しているアシックス。
どうして最も基本的な情報が欠落しているのか?
店頭で見かけるたびに疑問が解決できずにイラっとしてしまう。

善意で解釈すれば、マラソン当日の一日限りのイベントではなく、その前後の関連イベントを含めたムーブメントである、ということを知ってもらいたいのかもしれない。
でも、それならそう書くべきだ。ポスターを見て知った人の中には、もう終わってしまっているイベントなのかどうかすらもわからないのだから。

asicsが展開しているのはランニングシューズやウェアなど。「TOKYO MARATHON 2007」と刻印が入っている。イベントに協賛するのならそのイベントの期日、期間を大きく掲載することはもっとも大切なインフォメーションなはずなのに。

ポスターのデザインひとつで、「もうアシックスの商品は買ってやらないぞ」とまで思ってしまう人がいることをデザイナーとして他山の石にしたい。

2007年02月06日

鳥の目を持つカメラ

アメリカのテレビ中継放送技術は画期的なものがある。

フットボールなどフィールドが広いスポーツの場合、カメラを設置する場所はどうしてもサイドラインや客席上段から、ロングで狙うしかないので、テレビ的にはどうしても単調な画になりやすい。

「寄り」の画はグランドレベルにいるステディカムぐらい。

でもここ数年アメフトの試合をテレビで観ていて、ホントに驚かされた。
QBの斜め上から、プレーの動きに合わせてスムースに空中を動くカットがあるのだ。
調べてみたら「SkyCam」というカメラシステムらしい。

Skycam

ご覧のように、ワイヤーで吊ったカメラを遠隔操作する。前後左右だけじゃなくて高さも変えることができる上に、ブレがほとんどない。まさにテレビゲームの視線。文字通りの鳥瞰な画です。

ここ数年リプレーのシーンなんかでは、ほとんどこのカメラの画が使われています。ワイヤーはどうやって固定してるんだろう?
アメフトの試合でしかまだ見たことがないけど、コンサートライブの撮影でも活躍しそうですね。ワイヤーが見切れて写ってしまうことがよくあるから、ボールが空中を飛ぶことが多いサッカーや野球ではちょっときついかもしれません。

Pixel image editor

Photoshopライクなグラフィックツールがあるというのを道端で見つけて拾ってきた。

Pixel Image Editor-1

Pixel image editor
$38のシェアウェアでほとんどのプラットフォームで動きます。
ちょっと触ってみた感じでは、GIMPに似ています。
Imagepixedit

OSのAPIを中途半端に採用していて、操作感は正直まったく良くないです。
SDI自体が馴染めません。
どんな開発環境でつくられているのかわかりませんが、マルチプラットフォームなグラフィックソフト、例えばGIMPなど他のツールを使った方がいいでしょう。少なくともVer.1 Bata6を使った限りでは、バギーで通常使用にも耐えられなさそう。

意外にもGNUじゃないところがかえって独自路線に進みそうな気配があって、そこが楽しみ。
バージョン3ぐらいになったら、また試してみたい。

2007年02月05日

Apacheのデフォルトページ

http://www.nfl.com/

アメフト好きならNFLのオフィシャルサイトである www.nfl.com はシーズン中何度もアクセスするでしょうね。

日本のサイトはあったかな。
と何とはなしにアクセスしてみたのが www.nfl.co.jp

Nflcojp

んで表示されたのが「Apacheインストール時のテストページ」。
久しぶりに見ましたよ、これ。昔Linuxで遊んでいた時に、Apacheをセットアップしていてこのページがブラウザで表示されたときは嬉しかったっけ。
でもそれはローカルな環境やDNSを通さない実験環境でのこと。公開されたドメインネーム側でApacheのデフォルトページをまんま晒す勇気はない。

「あなたの予想に反して、このページが見えているでしょうか?」
このメッセージの「あなた」とは誰を想定しているのでしょうね。サーバー管理者?一般のユーザー? …たぶんサーバーマシンを利用するログインユーザーだろうな。
でも少なくともインターネットに公開されてアクセスしてきた不特定多数のユーザーに向けたメッセージではないと思う。

別に実害があるワケではないから、いいっちゃいいんですけど。
ちなみにここはNFLの日本オフィシャルサイトでもなんでもなくて、
有限会社ナチュラルファンデーションさんのドメインでした。

Colts reign in the rain

コルツがスーパーボウルチャンプになりました。
雨のスーパーボウルはここ数年なかったんじゃないかな、珍しい。インドアが多かったし。

Img9974910

MVPはQBのペイトン・マニング。
ペイトン・マニングには悪いけど試合の流れを作ったのはオフェンスよりは、ディフェンスの方だ。

立ち上がり、コルツオフェンスのあまりのチグハグぶりに、「こりゃワンサイドゲームでベアーズの勝ちか?雨だし…」と悪い予感を引きずっていたけど、気がついてみたらいつのまにかコルツペースに。
ターンオーバーが6コもあったりスペシャルチームがタッチダウンしたりと、見どころの多い試合でした。

NHKは毎年スーパーボウルを(ほぼ)生放送している。
ただ、現地ではCM中はプレーを行わないため、CMのないNHKで試合を見るとどうしてもダレる。リプレーVTRが多くなる放送は、それでなくてもアメフトが苦手な人はさらに緊張感がないようにしか感じられないだろう。
でも個人的には、CM中のサイドラインの様子や客席をじっくりと写してくれて、そういう何気ないオフショットがけっこう好きだったりする。

意外なのは「スーパーボウルで優勝した初の黒人ヘッドコーチ」などと現地では大騒ぎしていること。何かと記録好きのアメリカ人とはいえ、肌の色の違いで記録だなんだと喜んでいる様は、外からみると問題の根深さがかえって浮き彫りになっているようにしか見えないものです。

2007年02月02日

幸せのベル

ふと目に留まった自転車のベル。
見るとレインボーカラーになってるじゃありませんか。

Rainbowbell

これ欲しい。
ハードなバイク(ここでは自転車のこと)にもこれつけたらちょっと楽しくなりそう。
ハンドルバーって、バイクに乗っている時にもっとも目につく場所だけに、こんなハッピーなベルをつけたら、それだけでちょっと幸せなな気分になりそうだ。

2007年02月01日

MC Tween it saves the world.

「できれば明日中にクライアントにプレビューしたいんですけど…」

10ページ規模のマイクロサイトを1日半で制作することになった。

特急仕事にはわりと慣れているつもりでも、ちょっと緊張感が走るほどタイトだ。
しかもindexページではFlashが必要になりそうな案件。

スタティックなページの場合、必ずしも制作時間とデザインのクオリティは正比例するとは限らない。
でも.swfを制作するときは、必ず、まちがいなくそれなりの手間と時間がかかる。
Fireworksで静止画イメージを作ってプレビューに出したとしても、そのあとの工程に時間がかかってしまう。

そこで、
今回「MC Tween」を実戦投入した。スクリプトベースで作るのは時間的にムリだったので、トゥィーン系のナビゲーションでタイムラインをほとんどいじらずに制作できる方法、ということを考えて、いわば消去法で思いついたのがこの方法。

Mc Tween

MC Tween」はカスタムクラスで文字通りTween時のプロパティをあれこれできるフリーのライブラリ。「mc_tween2.as」ひとつでさまざまな動きがつけられる。
サンプルもあるけど、このサンプルはどれもいまひとつ(苦笑)。実際に使ってみた方が早い。
記述もち超カンタン、実質2行だけw。

#include "mc_tween2.as"
MC.tween(property, endingValue [, seconds, animation type, delay, callback]);

animation typeに入るパラメータでどう変わるかが、視覚的に説明しているページがあるので便利。secondsとanimation typeの組み合わせや複数のプロパティの合わせワザで無限のバリエーションができそうです。

使い方がカンタンでベーシックなプロパティが豊富に用意されている、という基本がきちんとできているこういったライブラリは、時間がないとき、本当に助かります。

今回の案件、基本的な動きはに関してはこのライブラリをフルに活用させていただきました。

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