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2006年08月07日

海の楽園

八景島海の楽園(シーパラダイス)に行ってきた。
ここに来るのは10年ぶりか? 昔の面影は無惨にもすたれてしまって、そこかしこに「終わった感」が漂っている。
「忍たま乱太郎」や「ムシキング」など、テーマパークとは何の関係もないキャラクターで集客のテコ入れを図ろうとしていることは企画意図が破綻してきている証拠だ。
レストランの内装も古さが目についてしまう。新しいメニューを出すのはいいが、「ワード」の付属イラストを使って作ったメニューポップがかえって寒々しい。
空きテナントにはダイソーの100円ショップが入っていた。真夏だというのにさらにお寒い。

そんななか、水族館のショーは見応えがあった。ショーの構成や選曲もこまめにアップデートしているらしく新しい。
なにより司会のおねいさんが上手。演者が動物だけに、うまく行かないハプニングがあっても客には全く気づかせることなくアドリブで笑いをとる。毎日何度もやっているショーとはいえ、マンネリを感じさせないでエンターテインメントに徹した司会ぶりに感動すらした。
プロの人なのかな、と思っていたら、ショーが終演後、作業服に着替えてステージ横の水槽で掃除や動物の世話をしているじゃないですか。飼育係の職員さんなんですね。

夏のこの時期でも、激混み…じゃないのも客にとっては都合がいいし、楽しめました。

2006年08月05日

バカ記事が雑誌から消えた

「昔の雑誌のバカ記事は面白かった。プロのライターが手間をかけてバカ度を競っていた。ところが、雑誌からそんなおもしろいバカ記事が消えて大手ポータルの連載コーナーやネットの素人ブロガーに淘汰されつつある。」といった内容の記事を読んだ。筆者(岡部 敬史さん)は元雑誌編集者らしくて、そんな元気のない雑誌界を憂いつつも、ネットのバカネタサイトの隆盛を紹介している。

短絡的に雑誌がダメでこれからはWeb。と論じているわけではないが、でも、大手が運営しているポータルサイトの独自コンテンツにも行き詰まり感を感じることは多々ある。大掛かりな取材費がかけられるはずはないし、名の知れたライターさんにおねがいするということもできにくい状況では、「バカ記事」という企画は定期モノのコンテンツとして比較的やりやすいだろう。Webというメディアの特性にもマッチしていると思う。

記事ではバカ記事サイトの代表として「デイリーポータルZ」や「Excite Bit コネタ」を掲げている。以前ネタを考え実際に記事を書いているライターさんに話を聞いてみたことがある。ところがネットだからやりやすい、あるいは勢いがある、という感想は出てこなかった。雑誌もWebもあまり状況に変わりはないという。

課題はメディア側にあるのではなく、コンテンツをつくる側にあるのだろう。
目的はなにか? 獲得目標は? ビジネスモデルは?
事を成すためにはどんなメディアだってラクじゃないんだと、当たり前のことを思うばかり。

2006年08月04日

ほぼ日 糸井さんが語るWebライティング

最近、糸井重里さんが「ほぼ日」について語っているインタビューをよく目にするけど、なにかあったんですか?
ちょと前のインタビュー記事を当時読んだのを思い出して引っ張りだしてきた。

Webライティング(書くほう)の重要性を語っている。
さすが、Webというメディアの特性を早い時期から見抜いていらっしゃいます。

どうやったらWebで読みやすいページが作れるか。試行錯誤した結果が、1行27文字。
新しい文体も作って、読者との距離感をきちんと計算した。「ですます」と「だ、である」は確信的に混在させたり。
Webライティングではよく使う意図的なユルさの演出ですね。

2006年08月03日

図書館でさまよい徒労

カンプで使う写真を探している。
今朝からずっとストックフォトのサイトやカタログ、雑誌を探しているのに見つからない。割とフツーのイメージなのに。書類や文房具が置いてある机の真俯瞰な写真が欲しい。

そうだ、こういうときはカラダを使って探そう。

と思って図書館へ。雑誌や写真アート系の本にそれらしいイメージはきっとあるはず。
そう狙いをつけて、近所にある図書館3カ所を片っ端から攻めた。

でも徒労だった。

関係ない岡本一宣さんの本を借りてきちゃった。前から読みたかったんだ、この本。見はじめたら止まらなくなってさっきからずっとページをめくっている。ツカ(本の厚さ)が10cmもあるから読み応えばっちり。
そんなことしている場合じゃないんだけどな。


岡本一宣の東京デザイン

岡本一宣の東京デザイン

  • 作者: 岡本 一宣
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 単行本

巻末の年譜や、他のひとが岡本一宣さんにあてたメッセージもおもしろい。ずっとそばに置いておきたくなる一冊だ。

2006年08月02日

動くFlash版Amazon Search

amzlsh
動くのは面白いけど、それも最初だけ。文字組が汚いのでちょっとマイナス。FLASHだから読んでいるうちにバナーが動いてちょっとイラッとなるのもマイナス。サムネール画像ももうちょっとキレイにならないかな。
せっかくFlashを使っているのだから、デザインカスタマイズが細かく設定できるとウケうると思う。

Amazonの商品をページの内容に応じて自動的に選んでくれるFlashガジェット。Amazonの商品をページの内容に応じて自動的に選んでくれる。
Blogなどのテンプレートに組み込めば、ページごとに商品を紹介する手間を省くことができるという仕組み。
つまり「Amazon SearchのFlash版」です。
Google Adsense の Amazon+Flash版と考えていただくとわかりやすいかもしれません。

サポートblogの動きが最近停滞しているのは、安定&定着したサービスになったということなんでしょう。
広告だらけのアフィリサイトでこれ使ったら、とんでもないことになりそうです。
そういう意味では、使い方、使い場所の見極めが難しいサービスかもしれない。

すいません。ちょっと辛口になってしまいました。

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