「できれば明日中にクライアントにプレビューしたいんですけど…」
10ページ規模のマイクロサイトを1日半で制作することになった。
特急仕事にはわりと慣れているつもりでも、ちょっと緊張感が走るほどタイトだ。
しかもindexページではFlashが必要になりそうな案件。
スタティックなページの場合、必ずしも制作時間とデザインのクオリティは正比例するとは限らない。
でも.swfを制作するときは、必ず、まちがいなくそれなりの手間と時間がかかる。
Fireworksで静止画イメージを作ってプレビューに出したとしても、そのあとの工程に時間がかかってしまう。
そこで、
今回「MC Tween」を実戦投入した。スクリプトベースで作るのは時間的にムリだったので、トゥィーン系のナビゲーションでタイムラインをほとんどいじらずに制作できる方法、ということを考えて、いわば消去法で思いついたのがこの方法。
「MC Tween」はカスタムクラスで文字通りTween時のプロパティをあれこれできるフリーのライブラリ。「mc_tween2.as」ひとつでさまざまな動きがつけられる。
サンプルもあるけど、このサンプルはどれもいまひとつ(苦笑)。実際に使ってみた方が早い。
記述もち超カンタン、実質2行だけw。
#include "mc_tween2.as"
MC.tween(property, endingValue [, seconds, animation type, delay, callback]);
animation typeに入るパラメータでどう変わるかが、視覚的に説明しているページがあるので便利。secondsとanimation typeの組み合わせや複数のプロパティの合わせワザで無限のバリエーションができそうです。
使い方がカンタンでベーシックなプロパティが豊富に用意されている、という基本がきちんとできているこういったライブラリは、時間がないとき、本当に助かります。
今回の案件、基本的な動きはに関してはこのライブラリをフルに活用させていただきました。