« 見開きの本のメタファーFlash | メイン | カロリ。 »

サイドバーはFlashでできています

期待感が高まっているらしい「wwcity」。
サマンサ・タバサが展開するオンラインショッピングサイトは、グランドオープニングが12月なのにもかかわらず、すでに各方面で話題になっています。
街をメタファーしたコンセプトはある意味懐かしい。いわゆるclick and mortarの典型的なタイプなのだけど、基本コンセプトに「ネットの便利さがブランド価値を毀損する」を掲げているだけあって、リアル店舗の雰囲気をできるだけ損なわないようにするというどりょくが感じられる。

ブランド価値を端的に表現するためにあるリアルショップは、店内の世界観を大切にする。わかりやすくいえば敷居の高さを演出しているわけだ。一方ネットショップはいくらどんなに演出を施しても画像を表示しているPCのモニターがキタナイ自宅では、はたしてそんな世界観、空気感が再現できるかどうか、利用者の反応がどうなるかが楽しみ。


インターフェースでおもしろいのが画面左右にあるサイドバー。

普段は閉じた状態で左右に細くおさまっている。クリックすることで開いてコンテンツにアクセスできるというナビゲーション。
最近のモニターは横長のワイド液晶が主流になってきているのを利用したうまいアイディア。
JavaScriptで実装しているのかと思いきや、普通にswfでした。
Mac OSのサイドバーはウインドーの外側に開くのを見てヒントを得たのかもしれない。
サイドバーは頻繁に更新されるものだから、コンテンツは外部xmlから読み込んでいるのだろう。