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分厚い旅行雑誌の方がいい

「AB-ROAD」が休刊してしまって、今後はネット上のサービスとして誌名と同じ「AB-ROAD」という名前のサイトでサービスを継続していくそうな。
機能一辺倒な検索インデックスサーチ機能だけじゃなくて、もっと曖昧に、旅に行きたい気分を盛り上げてくれるシカケが用意されている。
フォトサーチ
どれどれ、と、いろいろWebページを眺めてみたけど、どうもその「旅気分」が盛り上がらない。
「マッチョ旅」「お洒落フリーク」「一攫千金」など、工夫を凝らしたタグワードが並んでいるのだけど…。
使い方もガイドも親切で、サイト滞在時間が長くなるような工夫が随所に見られるのだけど…。
肝心な「心はすでに海外へ」な気分にはならない。

その理由はしばらくしてから気がついた。
写真に問題がある。

ご当地の写実的な風景写真を見ても、旅に行きたくはならないのです。
旅行に行って思い出に残ることって、風景や料理だけじゃないはず。無料でもらえる世界の観光名所カレンダー的な写真を見せられてもね。

そういえばずいぶん昔、AB-ROADの取材撮影に協力したことがあったっけ。編集プロダクションのカメラマン兼ライターさんと、雑誌編集の仕事の愚痴なんかの話でずいぶん盛り上がって、2日かかる撮影を1日で終わらせるために途中着替えたりしながらさぼりに協力したりしたこともあったなぁ。

ああ、雑誌の「AB-ROAD」が懐かしい。
海外の計画をするたびに、どうせたいして活用しないのを知りながら記念に、と必ず「AB-ROAD」を買っていた。旅行代理店ごとに同じプランを比較したり、欄外の級数の小さいハミダシ情報をつらつら読んだりするのが好きだった。なによりあのブ厚さが、旅行情報が満載されていることを連想させて「世界はまだまだ広い」的な感慨に浸って愉しめたのに。

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» お世話になったよ、ABroad from La vita quotidiana
雑誌のエイビーロードが休刊。 確かに最近はあたしもweb版のほうが活用していたけど、 行き始めた頃はそりゃぁもう舐め回すように読みつくしていたし [詳しくはこちら]

コメント

TBありがとうございました。
エントリ読ませていただいて、あのブ厚さの必然性にあらためて頷かされます。
webは検索などができて手軽になった反面、思いも寄らない可能性がなくなってしまって楽しみが薄れてしまったような気がします。
これから、バックパッカーや個人旅行の形態も変わっていくのかもしれませんね。

>sakoさん
コメントありがとうございます。
旅行って、なんていうか、すごく個人的なことで、その時の自分の気分とかおかれている立場で行きたいところも微妙に変わってくると思うんです。
リクルートさんは機能的なサービスに関しては、すんごい強いんですけどねぇ…。

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