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2007年05月02日

Silverlightへの期待感

Microsoftさんの「Silverlight」なんですけども、期待感というか高揚感が高まってきて将来有望な気配に満ちあふれています。
Flashと比較されて語られることが多いようですが、むしろMicrosoft .netをベースとするSilverlightはAdobe Apolloフレームワークあたりと似ていますね。昔のまだ勢いのあったQuicktimeも彷彿とさせます。

Silvterlight Icon2

企業アプリケーションのインターフェイス設計という場面を想定した場合は、開発ベンダーとしては使い慣れた .netの開発環境のほうが馴染みやすい分、アドバンテージがありそう。
ネーミングからしてFlashをあからさまに意識しているのが明らかだけに、見た目優先な動画ツールと勘違いされそうだけど、大切なのはクライアント側のプラグインだけじゃなくて、既存の開発ツールをそのままほぼ活用できることや、新しい言語を覚えなくても移行できる環境が用意されているとろろに注目するのが開発側の心理だろう。
そういう意味では企業内業務アプリケーションのフロントデザインが注目されている昨今としては、予算化しやすいマーケットが広がってくると思う。

この段階からMac Safari用のインストーラをベータ段階から用意しているのも嬉しい。

2007年04月26日

iChatでTwitter

Twitter向けのツール。ここ一ヶ月ぐらいですごい勢いでいろんなツールが新しく登場してきてますけど、なにひとつ試してません。

だって、管理画面の「Phone & IM」欄に.macアカウントが使えるって書いてあったし、.macのアカウント名入れてクリックしただけで、iChatが起動して、なんだかそれだけで設定完了みたいでラクだったし。iChat使うのは実はこれが初めてだけど、インターフェース的にも問題なさそうだし。

というワケなので、TwitterへのカキコミはいまはiChatを使っています。

検索してみたら、あんまりいないみたいです。iChatでTwitterな人。

.macアカウントを持っている人が少ないという話も…。

http://twitter.com/corns

2007年03月12日

File O'cool

無料ファイル転送サービスについての昨日のエントリーでゆなさんから教えてもらったのが「ファイルオクール
100MBまで送れて、ダウンロード期限は3日以内という内容。
微妙にいいとこついてきています。

Fileocool

偶然にもさっき、お客様からこの「ファイルオクール」を使って仕事で使う画像を送っていただきました。宅ふぁいる便と同じぐらいこっちも有名なのか!?

インターフェースもシンプルでグッド。メールに記載されたパスワードをコピーしておいて、URLクリックしてパスワードをペーストすれば、即ダウンロード開始。使い方もシンプルです。「ダウンロード試行回数:5回まで」という記述にちょっとだけ緊張したりして…。

運営会社は「 アイピーコムシス有限会社」さんという社員1人だけでがんばっていらっしゃるシンプルなサービス。すばらしい。
でも、人気が出て使う人が増えれば当然サーバーに負荷がかかるわけで、感謝の意味でほしのあきさんのバナーをクリックしてさしあげましたよ。

2007年03月11日

ファイルの受け渡し

取引先や代理店、あるいは知人からファイルを受け取ることは日常的にかなり頻繁にある。出不精だという説もあるけど。
受け取るデータのほとんどがデジタルデータだ。

一方紙焼きやプリント、印刷物を受け取るときは、いまはたいていのコピー機に転送機能があるからこいつでpdfをメールで受け取ることができる。

問題は、ZIPしても数10MBにもなるデータ。メールで送るにはちょっとムリがある感じのやつ。あまり慣れていないクライアントさんなんかは「どうやっておくりましょうか(困)」なんて言われてしまう。

宅ファイル便」を使う人が一番多い(自分調べ)。一般的に広く知れている方法みたいで、いわゆるデファクトスタンダードになっているのかも。

でも、素直な気持ちで白状すると、宅ファイル便はちょっと苦手なのです。
理由は二つある。

まず、ダウンロードに時間制限があること。たしか72時間ぐらいだっけ。メールを受け取ったら急いで拾いにいかないと、消えちゃうのだ。
ファイルを落としにいくなんていう不毛な作業は後回しにするのがあたりまえ。気がついたら時間切れでファイルは落とせずですよ。「すみません。もう一度送っていただけますでしょうか」のメールを出すのが辛い。申し訳なさすぎる。「めんどくさいから後回し〜」っていうのが相手に明覚に伝わるし。

それと日本語のファイル名だとダウンロードしたとき、ファイル名わかんなくなっちゃうのもかなり困る。落としている時はファイルの中身は知らない訳で、画面のファイル名をコピーして落としたファイルにペーストするのが激しく面倒。違うファイル名をつけたなんて考えただけで怖い。

それだけでも十分嫌いになのに、決定的に宅ファイル便が好きになれない理由がある。

それは、画面デザインがイタいこと。生理的にダメなんです。
とくにこのバナーデザインがいっつも必ず表示されているんですけど…

Takufiles
それでなくても時間制限があって急がされているのに、このGIFアニメは人の気持ちをさらに焦らせる効果十分。

無料のサービスだし、相当お世話になっておきながら、ずいぶんなことを書いてしまいましたけど、同様のサービスは他にもあるし、なにより「送る人のセンスがわかる転送サービス選び」。上手に使い分けてほしいな、というのが結論。

例えば「box.net」なんていうのがあって、使い勝手がよくておすすめです。

Boxnet
box.netは1GBまで無料。自由にディレクトリがつくれて公開管理がカンタン。検索も早い。使うこと自体が楽しい、どうせ使うならそうでなくちゃ。

ところで自分から誰かにファイルを送るとき、いつもはZIPしてサーバーにFTPしているけど、次回はわざわざbox.netを使ってみたい。

2007年02月24日

The One Club

「The One Club」はプロを含む広告/デザイン制作者のコミュニティサイトです。
ネット上での活動より、どちらかというとリアルイベントに重きを置いている感じもありますが、Creative Showcaseのページや、フォトグラファーによる作品の解説付き広告写真が紹介されているのを見るのが目的でときどき訪れるサイト。
商業写真のサンプルを見たい時に、ワンストップでブラウズできる。

あまり更新が活発ではないのと、会員メンバーのコミュニティのがいまひとつ機能していないのが残念。

Theoneclub

six million dollar media」というケープタウンにある制作会社というのも面白い。

2007年02月08日

東京イラつくマラソン

東京マラソンが開催されるらしい。
一部ではそうとうお祭り化しているらしくて、マラソン競技だけじゃなくて、東京ドームとかでもイベントが開催されるなど、すごいことになってる(らしい)。

告白すると、ずっと疑問に思ってたことがある。
それは、「東京マラソンはいつ開催されるのか?」ということ。
ここんとこずっと疑問でした。

Asicspos

だって、初めて知ったのは、このポスターを見たからで、シューズショップやスポーツ店に行くと、関連グッズコーナが展開されていてハデに告知している。コース紹介や走り方ガイドのパンフも置かれていたりする。
ポスターもじっくり見たし、パンフにも一通り目を通したけど、「何月何日に開催されるのか?」という情報はどこにも記載されていない。

Asicspnf

作っているのはこのイベントに協賛、オフィシャルグッズを販売しているアシックス。
どうして最も基本的な情報が欠落しているのか?
店頭で見かけるたびに疑問が解決できずにイラっとしてしまう。

善意で解釈すれば、マラソン当日の一日限りのイベントではなく、その前後の関連イベントを含めたムーブメントである、ということを知ってもらいたいのかもしれない。
でも、それならそう書くべきだ。ポスターを見て知った人の中には、もう終わってしまっているイベントなのかどうかすらもわからないのだから。

asicsが展開しているのはランニングシューズやウェアなど。「TOKYO MARATHON 2007」と刻印が入っている。イベントに協賛するのならそのイベントの期日、期間を大きく掲載することはもっとも大切なインフォメーションなはずなのに。

ポスターのデザインひとつで、「もうアシックスの商品は買ってやらないぞ」とまで思ってしまう人がいることをデザイナーとして他山の石にしたい。

2007年02月06日

鳥の目を持つカメラ

アメリカのテレビ中継放送技術は画期的なものがある。

フットボールなどフィールドが広いスポーツの場合、カメラを設置する場所はどうしてもサイドラインや客席上段から、ロングで狙うしかないので、テレビ的にはどうしても単調な画になりやすい。

「寄り」の画はグランドレベルにいるステディカムぐらい。

でもここ数年アメフトの試合をテレビで観ていて、ホントに驚かされた。
QBの斜め上から、プレーの動きに合わせてスムースに空中を動くカットがあるのだ。
調べてみたら「SkyCam」というカメラシステムらしい。

Skycam

ご覧のように、ワイヤーで吊ったカメラを遠隔操作する。前後左右だけじゃなくて高さも変えることができる上に、ブレがほとんどない。まさにテレビゲームの視線。文字通りの鳥瞰な画です。

ここ数年リプレーのシーンなんかでは、ほとんどこのカメラの画が使われています。ワイヤーはどうやって固定してるんだろう?
アメフトの試合でしかまだ見たことがないけど、コンサートライブの撮影でも活躍しそうですね。ワイヤーが見切れて写ってしまうことがよくあるから、ボールが空中を飛ぶことが多いサッカーや野球ではちょっときついかもしれません。

2007年02月05日

Apacheのデフォルトページ

http://www.nfl.com/

アメフト好きならNFLのオフィシャルサイトである www.nfl.com はシーズン中何度もアクセスするでしょうね。

日本のサイトはあったかな。
と何とはなしにアクセスしてみたのが www.nfl.co.jp

Nflcojp

んで表示されたのが「Apacheインストール時のテストページ」。
久しぶりに見ましたよ、これ。昔Linuxで遊んでいた時に、Apacheをセットアップしていてこのページがブラウザで表示されたときは嬉しかったっけ。
でもそれはローカルな環境やDNSを通さない実験環境でのこと。公開されたドメインネーム側でApacheのデフォルトページをまんま晒す勇気はない。

「あなたの予想に反して、このページが見えているでしょうか?」
このメッセージの「あなた」とは誰を想定しているのでしょうね。サーバー管理者?一般のユーザー? …たぶんサーバーマシンを利用するログインユーザーだろうな。
でも少なくともインターネットに公開されてアクセスしてきた不特定多数のユーザーに向けたメッセージではないと思う。

別に実害があるワケではないから、いいっちゃいいんですけど。
ちなみにここはNFLの日本オフィシャルサイトでもなんでもなくて、
有限会社ナチュラルファンデーションさんのドメインでした。

2007年01月12日

OS/2 Warpのすべての活動が終了〜

こんな告知を目にする日が来るとはまったく思いもしませんでした。

「2006年12月31日をもちまして、OS/2のすべての活動が終了となりました。」
「長らくご利用いただき、ありがとうございました。」

Os2Warp End

「OS/2 WARP」今となっては知っている人の方が少ないかもしれない。
当時は、打倒!! Windows!!!と闘志剥き出しで戦っていたこともあったのだ。(最初はMSと共同開発していた)
山口智子さんを起用したCMもそれなりに話題になったし。

OS/2のキャンペーン企画の仕事を昔やっていたことがある。
正攻法の企画広報では太刀打ちできないので他の媒体と絡めたメディアミックスのキャンペーンで駆け回っていたのが懐かしい…。
確か新宿のTSUTAYAなんかにもハンズオンできる端末を設置したり、秋葉原でタイアップ講座開いたり、インターネットを使わずリアルで勝負していた。雑誌や書籍、大学生協に人員を配置して大学生をターゲットにそれなりに奮闘したんだけどなぁ。

いま思い出してみると、客のリアクションというか手応えは薄くなかなかキビしいものがあった。
元々は業務用OSとして設計されたものだから、コンシューマにウケる機能が弱いのは否めなかった。

Windowsと共存できるOS/2は、今でいうParallelsみたいな存在なわけだから「時代が早すぎた」とも言えなくもない、か。

終わってしまっては何を言っても過去形だ。

2006年12月05日

ウェブアド タイムスとmarkezine

インターネット上の広告に関するニュースだけを集めたポータルサイト「ウェブアド タイムス」のコンテンツが充実してきた。オープン当初(たしか10月ぐらい)はあまり見るべきものもなく素通りしていた。

webadtimes.gif

ターゲットユーザーは誰なんだろう。

企業の宣伝広報系の担当者や広告代理店、マーケティング担当者向けらしい。
なるほど。発想がおもしろい。ちゃんとトラックバック機能があったりはてブできたりと機能的にもソツがない。

っと眺めていたら、翔泳社の「markezine」と相互乗り入れしているんですね。
ウェブアド タイムスはmarkezineとはだいぶ位置付けが異なっている。exciteが一コンテンツであるウェブアド タイムスはニュース主体だから、特定の企業名やブランドを出した記事がほとんど。いっぽうmarkezine
は比較的技術やサービスをテーマにした内容。相互リンクの相乗効果は高いと思う。