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2006年12月20日

ニューアマナ

amanaさんのサイトがリニューアルしてました。カンパニーロゴもあたらしく細くなっています。

amana.jpg

イメージ検索、よく利用させてもらってます。でもときどきとてつもなくページ表示が遅かったり、[次のページへ]リンクが機能しなかったりで、へんなトラウマが少しだけあるのですけど、サーバーはどうでしょう。バックエンドも新しく速くなったかな。

こっちのカンパニーサイトの方は、前のまま変わってないかな。ロゴはあたらしくなってますけど。

そうそう、アマナさんといえば、毎年カレンダーが楽しみ。結構きれいな写真で使いやすい卓上型のカレンダーが気にっています。カレンダーのウラにも写真とコピーが入っていて、ちょっと気の効いたポストカード風。
来年2007年のカレンダーは「KIDS EARTH FUND.」のもの。世界の子供が描いた絵なんですねぇ。使うにはちょっと微妙な…。

2006年11月29日

Thomas Schostok

ドイツに住むアーティスト。Thomas Schostok
初めに彼を知ったのは、デスクトップマガジン「BAK Magazine」でのインタビューを読んだとき。どこか懐かしい感じのグラフィティ作品を得意としている。

グラフィックデザイナーとして活躍しているけど、タイポグラフィーとしての作品の方が好き。
最近自分の中でちょっとしたブームになっている手書き&汚し系のタイポグラフを多く作っている。

自作のフォントもいくつか作っていて「CA Trasher」がいい感じ。さっそく仕事で使ってみたところ可読性はイマイチなのである程度のサイズが必要だな。


冒頭で初めて知った、と書いたけど実は昔彼の作品を見たことがある気がしてならない既視感を感じていたのは錯覚ではなかった。
彼は2001年ごろ「Beast Magazine」というPDFで作られたオンラインマガジンを発行していて、ときどきメディアに紹介されていたのだ。当時それをよく見ていたからだろう。覚えていたのは。そのBeast Magazineも彼のサイトにアーカイブされていて、見ることができるようになっている。

ちょっとエッチで、だいぶレトロで、かなり雑で、かなりアメリカン。あんまり女子にはウケがよくないだろうな、きっと。

2006年10月28日

VOXの未来

正式版がリリースされた「VOX」。
あんまりじっくりとは使い込んでいないけど、six apartが満を持して考え抜いた新しいサービスだけにヒットしそうな要素がたくさんあります。
SNSのいいところを取り込んでいるところは皆さん指摘しているので割愛。
機能的には、カスタマイズもほとんどできないし、youtubeやflickr、動画、moblogなどの機能も驚くには値しないが、なによりすばらしいのは、composeのインターフェース。
いわゆるajaxを使った直感的な使い勝手が秀逸です。

VOXinvite.png

これからまだまだ新しいサービスが加わってくる可能性は十分感じられます。発展途上な雰囲気がたっぷり感じられるから。

デザインやインターフェースを考えるときに、VOXのような「発展途上感」をどう演出するかというアプローチも大切だと思う。さじ加減ひとつで、発展途上度が高くしすぎると使いにくいと潜在的に思わせてしまってユーザーが離れていくだろうし。そこここに微妙に存在するそんな「間」の演出がウマい。

デザインテイストはsix apartお得意のバタくさいもの。好き嫌いがはっきり分かれるところだが、基本である欧文のタイプフェースデザインのなかになかば強制的に日本語を組み込んでいったであろう箇所がスタイルシートを見るとあちこちあって、このへんは、かなり中途半端。
それでもちょっと前まで散見された機械和訳っぽいおかしな日本語もほとんどなくなって、加速度的に進化しています。

2006年10月17日

テクニカルイラストレーション

製品マニュアルやプラモデルの説明書なんかにでてくるテクニカルイラストを描く仕事がときどき来る。
これは、本当はテクニカルイラストレーション専門の人というのがいて、専門の会社もある。

当然本職じゃないので、見よう見まねでトライしているうちに、すこしは慣れてきた。
部品やパーツなどの工業部品を写真を見ならトレースすることが多い。これは「フォトトレーシング」といって、やっぱり素材となる元写真が命。トレーシングを前提として撮影するわけだ。広角レンズだと歪曲してしまうのでダメ。カゲでディテールがわからない写真もNGだ。工業製品は3次曲線が多いから、インナーエッジを線画だけで描画していく。カゲを線で表現するわけで、このへんはマンガの書き方が応用できる、と思う。

一点透視法を心がけながら、ガイドとなる補助線を使って描いていけば、それなりのものができる。
あとは、想像。それしかない。参考文献をみながら、見えない部分を書き足して行く。

でもやっぱりちょっと複雑なものになると、付け焼き刃なテクニックやチカラワザではどうしようもない。

2006年10月16日

netvibesの存在

世の中には数々のRSSリーダーが存在してそして機能を競い合っている華やかな状況の中で、かたくなにアプリケーションタイプのRSSリーダーしか使わずに今まできた。

WebサービスベースのRSSリーダーのひとつ、「netvibes」にはちょっとクラッときた。
何よりもインターフェースが極めてわかりやすい。


最初にアクセスした時点ですでにカスタマイズされたデフォルトのパーソナライズページが表示されていて、自分個人のページを作るのに何をすればいいのかが説明も何も読まなくてもすぐにわかる。
netvibesでできることのすべてが入った全部入りの状態からスタートして、機能を削ったり足したり並び替えたりしているうちにすぐ使い方を覚えられる。設定保存がリアルタイムで行われるし、その場でポップアップウィンドウが表示されるのもアプリケーションライクな操作感が嬉しい。画面上の角パネルはリアルタイムに更新される。
POPメール、Yahooメール、Gmail、Flickrビューワーなど、大抵のWebサービスがここに統合できる。

日本語ローカライズは中途半端な感じで妙な語感がかえって楽しい。

ユーザーが作ったミニAPIもいろいろ組み込める。広告が画面に全くないというのがこんなにもすっきりするものかと改めて実感。

アプローチとしては、スタートフォースに似ているけど、スタートフォースにがっかりしてしまったのはトップページの説明文にこんなことが書いてあるから。


「スタートフォースは、Ajax (Asynchronous JavaScript + XML) を駆使したアプリケーションプラットフォームとオンラインストレージを組み合わせることで実現した、米国生まれのWeb2.0のブロードバンドデスクトップです。」

「Ajaxを駆使した」「米国生まれの」この二つのフレーズに開発チームのマインドが露見してしまっています。

というわけで、netvibes。
ひさびさに、使う気にさせてくれるRSS統合リーダーに出会った感じだ。

2006年09月22日

敷居の低いデザイナーと高いデザイナー

しりあがり寿さんはむかし某大手ビール会社のマーケティング部でサラリーマンをしていた。

仕事柄デザイナーにポスターやパッケージデザインを発注するクライアントという立場で考えたことと、現在のようにクリエイターになってクライアントから発注される側に立場が逆転して自分の立ち位置を模索していたときのことが「活字中毒R」で語られている。

クライアントの立場だった時には、「敷居の低いデザイナーに発注するケース」と「敷居の高いデザイナーに発注ケース」に仕事が分かれていたという。

敷居の低いデザイナーとは、コンサバでムリが多少言えて話がしやすい外注さん。
敷居が高いデザイナーとは、個性的でギャラも高い、社運を賭けた案件を頼むセンセイデザイナー。

何となく二つに区別してデザイナーを使い分けていたそうだ。

発注される立場のフリーランスのデザイナーとしてはちょっと微妙な気持ちになるが、クライアントから見たら、案外こんな二極分化は自然とやっていることのような気もする。
現実的な話、業界にはここでいう「敷居の低いデザイナー」が圧倒的に多い。98パーセントはいわゆる敷居の低いデザイナーにあてはまるだろう。全体の仕事の比率がそうなのだから。

ただ仕事を受ける側としては、自分のことをこんな風に高い低いで分類している人はまずいないでしょう。
利害関係のある相手から見て自分をどう見て欲しいかは、案件の性格や契約内容によって自分の価値をどれだけ高く設定できるか、言ってみればこれこそが仕事の目的そのものともいえる。

それに、相手に敷居が高いデザイナーだと判断されたからといって、そのデザイナーがしりあがりさんも言っているように力があって有名でギャラも高く、個性的でアーティスティックな人だとも限らない。

本来的には、案件ごとにその仕事に適したスキルを持った人が見つけられるかどうかで、そして仕事の成果だけを高い低いで判断されたいと思う。その人物のキャラクターではなくて。
発注するクライアント側がどっちに区別しているかは知り様もないが、自分から敷居が高いデザイナーになりたいと思っているひとがいたとしたらちょっとヤバい。


しりあがりさんは、マンガ家に転身するとき、「敷居の低い人」として生き残ろうと考えた。

むかし、ちょうどしりあがり寿さんが有名になり始めかけたときに、仕事をお願いしたことがある。いまでも強く印象に残っているのは、すごく敷居の低い人だなということ。すでに連載も多く持っていたし、名前も知れている状況だったのにもかかわらず、こちらのあまりいいとは言えない条件の仕事をこころよく引き受けてくれたし、世間話も気軽にできる人柄だと感じた。
そのとき、発注する側としては決して「敷居の低いデザイナー」とは考えなかった。むしろ真逆だ。うまく言えないが「プロ」の空気を感じ、懐の広さを知らされた。

そんな考え方を「食っていくための戦略」として「敷居の低いデザイナーになる」なんて言葉でまとめている編者はちょっとどうかと思う。


※出典は「マンガ入門」という本から。

2006年09月17日

美し日本語キット

Webデザインが誕生以来、変わっていないものの一つにフォント問題がある。

クライアントサイドのデバイスフォントを使うということ。この基本スタイルはいまもずっと変わっていない。
インターネットの仕組みそのものが「いつでもどこでもだれでも」を原則としいている以上、表示スタイルの決定権が利用者側にあるのは当然のことだと思う。
だけど一方で、コミュニケーション伝達法の主な共通手段が言語、つまり文字であることは間違いないのだから、そこに表現手法としてデザインが入ってくるのも自然の流れ。

Beautiful Japanese Kit」という技術がある。
HTMLソースに簡単なJavascriptを記述するだけで、ページ上の文字列がアンチエイリアスの効いた美しい文字に代わる仕組み。
もともとアルファベットで構成された言語圏では「sIFR(scalable Inman Flash Replacement)]」という技術があった。この技術をヒントに日本語向けにオリジナルで制作されたものがBeautiful Japaneseで、リンク先の使用例を見てみると、アンチエイリアスがかかっていて、CSSでは表現できない装飾が可能になる。

単純に考えると、頻繁に更新されるサイトの制作の作業工程が軽減されるというメリットは高いだろう。更新時間が短縮されて更新費が安く済む。

でも、文字という情報をデザインするのならこれだけではあまりにも中途半端。文字ツメや組書体といった文字をデザインする時の基本的な所作が抜けているし、回り込み、字切り、もっと言えば本来の日本語の組み方である縦組ができない。(縦組の話を持ち出すともう話がややこしくなるだけなのでやめとく)そもそもBeautifulJapaneseの大きな特徴が文字がギザギザにならなくすることだとしたら、Mac OSではとっくに画面でキレイに表示されているし、ベクター形式のようにエッジをキレイにすることが美しいことだと決めつけるのもどうかと思う。
ビットマップフォントの方が可読性が高くて、美しいことだってあるはずでしょ。

Webデザインで置き去りにされてきた「文字デザイン」。
ここに新しい技術が生まれて新しい表現ができる、しかも誰でもカンタンに。それはとてもすばらしいことだけど、デザインの目的が相手に意思を伝えるためにあるのだとしたら、単純な画面表現テクニックだけではないもっと大事なシカケが必要ということです。

2006年08月29日

スクリーンショット用背景

Webデザインをクライアントにプレゼンするときは、Safariなどプラウザのウインドウ枠つきでスクリーンキャプチャを撮ることがほとんど。企画書に画面デザイン案を掲載するには、ブラウザの枠に収まっていた方がリアリティがある。
普通にキャプチャするだけなら[Cmd+Shift+4 & Space]というショートカットでアクティブウィンドウのキャプチャが撮れる。
このとき問題になるのがアプリケーションウィンドウについているドロップシャドウだ。上記のショートカットでは画面だけがキャプチャされて、その周りについているぼけアシ(いわゆるドロップシャドウね)までは含まれない。

こんなドロップシャドウまでを含めた画面イメージをキャプチャするには、背景になにか白いものを敷いて、フォルダとか余計なものが写り込まないように気をつけなくちゃならない。
これが結構面倒。
いままではエディタの何も書いていないしろい画面を下に敷いてキャプったりしていた。
正直メンドウ。

そんな気分にジャストフィットするツールを見つけた。
Desktop Curtain
アプリケーション形式のツールで、起動するとデスクトップピクチャをOS Xのデフォルトのものに一時的に切り替えてくれる。デスクトップにあるフォルダやファイルも見えなくなる。設定を変えれば真っ白いデスクトップにしてブラウザーウィンドウ以外の他のものを消してくれる。
これでクリーンなスクリーンキャプチャが撮れるというわけ。
ほんとにちょっとした小道具だけど、とっても気が利いています。

2006年08月27日

ビールは泡が命。

ビール好きだから飲み会なんか最初から最後までビールでもオケ。
アメリカのビールというと、ナショナルブランドである例の会社を思い浮かべる人も多いだろう。
でも「あんな水みたいなのビールじゃない」と言って避難する人もよくいるね。たしかに薄い味がするけど、天気のいい日に昼間から外で飲むにはあのくらい薄い方がいいと思うんだ。

今日紹介するサイトは、米国のビール会社のサイト。「The Left Hand Brewing Company
フルFLASHのサイトで、強制全画面にさせられるのはちとマイナス。わりと有名なメーカーらしいけど、今回初めて知った。

コンテンツはオーソドックスで好印象を持って見ていたがオープニングからどうしても気になることがある。
それは、ビールの泡。
泡はビールの生命(いのち)でしょう。その泡のキメが荒くてどうもマズそうな写真なんだな。撮影に手間取って泡が消えかかってしまったのか、それとも重めのビールで泡立ちが本来そういうものなのかはわからないけど、洗ったばかりのぬれたグラス注いだみたいでどうにも美味しそうには見えない。
たぶんビール専門会社だから、本来的にこういう泡立ちの仕方なビールなのだと思うけど。

コンテンツは「Brewery Tour」がオススメ。

2006年08月23日

web2.0のサイトIDは5秒でつくれる。

Web2.0を皮肉って作ったサービスがある。「Web2.0 Logo Creatr」最後の「r」はもちろん入力ミスではないですよ。

(reflect)cornzBETA.png

web2.0サイトのロゴを5秒で作ることができるweb2.0サービスで、反射リフレクションとBetaタグを入れることができる。
php GDを使って動的に入力した文字から画像を生成している。書体は変更できずTrebuchet MS Bold のみ。カラーの指定はできるけど「r」の文字は自動的に色がピンクになる。

作者は「ただのジョークですから…」と釈明はしているが、web2.0のサイトがどれも似たような見た目ばかりでサイトIDも似たり寄ったりでおもしろくない、そんなデザインに辟易していることを伝えたかったのかも。
このサービスで作ったロゴを本当にサイトIDにしてしまう剛者はいないかな。