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2006年12月21日

東芝EMIからEMIに

東芝EMIがレコード事業から撤退するそうだ。
英EMIグループに約210億円で売却するというのが撤退の真相なんだけど、意外なのは売却金額の安さ。親会社の東芝が45%の株式を持っていて、その全株を売却しても210億円ですか。あぁ。

所属アーティスは、例えば宇多田ヒカル、GLAY、椎名林檎、SOPHIA、布袋寅泰、氷室京介、槇原敬之、松任谷由実、矢沢永吉などなど、ビールズもそうだっけ。でも全盛期の東芝といえば、思い出すのは洋楽アーティストばかりだ。

今後、国外資本の経営となって演歌系の所属アーティスト達にとってはより一層厳しい対応が取られることも予想されているようだが、トミー・リー・ジョーンズだって八代亜紀のファンなのだし、案外外国のA&Rには演歌系のウケがいいかも。かえって手厚くワールドワイドにセールスしてくれるかもしれないぞ。


よくある話の展開としては、レコード業界あるいは音楽業界ってホント不況なんですね。という安易な論調。
いやいや、そんなことはない。あそこも、あのレーベルだって儲かっているのを忘れてはいまいか?会社の規模は小さいけど。

2006年12月09日

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院を運営する株式会社代々木ライブ・アニメイションが倒産してしまったそうな。
代アニは昔、仕事がらみの取材や撮影で何度か訪問したことがある。
強く記憶にのこっているのが、オフィスに入ると、事務所にいる全員が「こんにちは〜♪」とにこやかに挨拶してくれるのです。

全員ですよ、全員。しかも笑顔で。ちゃんとこっちを向いて。

その時は、正直うれしい気持ちよりも、驚いたというか、微妙に少し怖い空気を感じてしまいました。
組織管理された社員の内心はどうなんだろう、と邪推してしまったのです。

公正取引委員会から排除命令を受けたり、世間的にはネガティブな印象も強かったようですが、接点のあった人がいた会社の倒産話はやっぱり複雑な気持ちになる…。

2006年12月02日

東京タワー拝み

夕べのTVで放送していた「ALWAYS三丁目の夕日」の中で建設中の東京タワーが象徴的に描かれていた。
富士山に対して抱く日本人の気持ちと同じように、ことあるごとに東京タワーを見上げるシーンが登場する。

今年は東京タワーがちょっとしたブームなのかな。

それに水を差すように「第2東京タワー」の開発が具体化してきました。
写真を見てどこにできるのかがわかった。浅草というか、ウンチオブジェがあるサッポロビール本社の近くみたい。

世界一の高さだって。

日本の伝統建築をオマージュしたデザインらしいけど、合成パースを見る限りでは、限りなく未来的なデザインにしか見えない。
建設中の写真とかを残しておくと、後で2007年を思い起こすきっかけになるかな。


Rising East」というコピーもすごい。
東京タワーが建設された昭和30年代と同じように、来年もいい意味で変化の多い時代になって、この時代のフラグとして人の心の中にとどまっていくといいけど。

2006年11月21日

耳鳴りブーン。

昨日から耳鳴りしている。
左耳だけ、遠くでエンジンのアイドリング音のようなブーンという音が鳴っている。
念のために病院で診てもらった。

「チンパノメトリー」と「標準純音聴力検査」の二つを受けたけど、原因はわからず。
先生も「原因はわからない」だってさ。

音楽聞くと耳鳴りの重低音との相乗効果で大迫力さ。ブブーン。


薬のんで様子みるか。

今も鳴っているブーンブーン。

2006年11月10日

江戸テンプテーション

打ち合わせで両国へ。途中いつものように江戸東京博物館に寄って「肉筆浮世絵展 江戸の誘惑」展を見る。
喜多川歌麿、葛飾北斎、菱川師宣、歌川広重とった著名な浮世絵が圧巻。版画ではなくて肉筆なので色が鮮やかで生々しいこと。特に黒色のつややかさ、奥深さにめまいがするほどのリアルさを感じる。

世界のさまざまなアーティストたちに影響を与えている浮世絵。そういった「逆輸入版」の作品もたどってみたい。

2006年11月03日

Green Casting Day

J-WAVEが風力や水力発電によって発電されたグリーン電力を使って放送している。Green Casting Dayは毎月1日&祝日だけなんだけど。

greencasting.png

J-WAVEが1日の放送事業に利用する電力が約4,000kWh(意外と多い)。これをグリーン電力証書を利用して行うというもの。利用される電力は風力・バイオマス・マイクロ水力の合計3種類。

当然だけどグリーン電力を直接配電して放送しているわけじゃない。グリーン電力を発電している電力会社に間接的に料金を支払うことでグリーン電力をサポートしていること社会的にアピールできるというしくみ。

個人でも例えばTシャツを買うことでグリーン電力を使っていることをアピールできたりする。

自然エネルギーいいなぁ。

2006年11月01日

all star cafeの張り紙。

御茶ノ水にある「all star cafe」。
打ち合わせとかでよく利用していたのに。

写真は営業時のもの。

昨日通りかかったら「都合によりしばらくお休みします」
という張り紙が。

都合って?
いい方にとると店内改装とかでしばらく休業。
悪い方にとるともう撤退。ずっと休業。

さみしい。

2006年10月21日

連続Amazon


今日一日で3回もAmazonから商品が届いた。
注文したのは3つとも別々の日であるからして、たまたま偶然到着日が同じ日になったと言えよう。

3回とも別の時間にやってきて、もちろん配達してくれた人はそれぞれ別人。でも運送会社がペリカンで同じ。
どうなってんだ?人件費とかガソリン代とか労力の著しいムダを切なく感じる。
梱包パッケージもまとめてくれりゃいいのに。

そうかと思うと発売日が異なる商品なのに発送日をいっしょにされちゃって、ずいぶん遅れてやってくる商品もある。

きっとシステム上の微妙な盲点というか、効率化のすき間が見えないカタチで潜んでいるのだろうな。

2006年10月09日

終日イラストレータと格闘。

格闘といっても勝手に使う側に問題があって悪戦苦闘しているだけだ。
ロゴのトレース、そしてスムージング、そのあとトレース。

トレースはビットマップからパスを起こしてくれるツールや、Photoshopファイルに埋め込まれているクリッピングパスからベクターパスは取れる。

そのあとFlashでシンボル化しなくちゃならないとか、いろいろ理由があって、きれいなカーブハンドルに描き直さなくちゃならなくなった。
力仕事は目にくる。マウス掴む腕にくる。
拡大縮小を繰り返していると、頭もくらくらしてくる。

音楽のノリで最初はごまかしていたけど、つかれてそれも効かなくなってくると、とたんにパスの精度が悪くなる
。引きで眺めたときに、曲線が妙に歪んでいるとことが気になり出す。

加速度的にツラくなってくる。
自覚症状を無視してそれでもがんばってトレース、そしてスムージング。
フィルタじゃうまくできなところはどうても手作業になる。これはキツい。

こういう作業を職人ワザで仕上げるプロって、やっぱりいるんだろうな。脱帽だ。
1日半かかって終わっても、達成感はほとんどなかった…。

2006年10月03日

初めての一人飲み

仕事で打ち合わせ。両国に。
打ち合わせがおわったあと、急に思い立ってお世話になっている人に電話した。
「いまから近況報告に伺ってもよろしいですか?」。
日本橋三越で買った菓子折り持参でごあいさつしに行った。

突然思い立って訪問したにもかかわらず、歓待していただいて感謝。

外に出ると暗くなっていた。
昼ゴハンもろくに食べていないことにそのとき気づいた。
ふと路地を覗くと焼き鳥のいい匂いが。
喉も乾いていたので誘われるようにいっぱい飲み屋さんに突入。
いわゆる赤ちょうちん系というんですか、
仕事帰りに飲み屋で一人酒は実は初めての経験で落ち着かなさ全開モード。

騒がしい店内で一人で飲むときって、いったいなにをしたらいいの?
一人で考えごとしてても、思わずぶつぶつ独り言をしそうで油断ならない。
見るとこないからActionScriptの解説本取り出してビール飲みながら読んでもぜんぜん頭に入る訳もないし…。

いたたまれなくなり、30分ぐらいで逃げるように店をあとにした。

でもいい気分だった。オッサンな過ごし方も悪くないかもw。