東芝EMIからEMIに
東芝EMIがレコード事業から撤退するそうだ。
英EMIグループに約210億円で売却するというのが撤退の真相なんだけど、意外なのは売却金額の安さ。親会社の東芝が45%の株式を持っていて、その全株を売却しても210億円ですか。あぁ。
所属アーティスは、例えば宇多田ヒカル、GLAY、椎名林檎、SOPHIA、布袋寅泰、氷室京介、槇原敬之、松任谷由実、矢沢永吉などなど、ビールズもそうだっけ。でも全盛期の東芝といえば、思い出すのは洋楽アーティストばかりだ。
今後、国外資本の経営となって演歌系の所属アーティスト達にとってはより一層厳しい対応が取られることも予想されているようだが、トミー・リー・ジョーンズだって八代亜紀のファンなのだし、案外外国のA&Rには演歌系のウケがいいかも。かえって手厚くワールドワイドにセールスしてくれるかもしれないぞ。
よくある話の展開としては、レコード業界あるいは音楽業界ってホント不況なんですね。という安易な論調。
いやいや、そんなことはない。あそこも、あのレーベルだって儲かっているのを忘れてはいまいか?会社の規模は小さいけど。