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2006年06月16日

Dreamweaver 8 ファイル破損事故

Dreamweaver 8はコーディング作業に欠かせないアプリケーションであるとともに、Web制作業にとっては毎日使うものだけにクセやTips研究はかかさず行っている。

dore.jpg

今日は本当に青ざめた事故のはなし。
100ページほどのhtmlのコーディングをしていた。レイアウトに関わるコード部分は、同じディレクトリに置いたcssファイルに記述している。ある意味もっとも大切なファイルはcssファイルと言っても過言ではないだろう。
ページに修正が入るたびごとに全体の構造やレイアウトと整合性を取りながらスタイルシートを調整していく。
またスクッラッチバージョンだから、試しに定義したスタイルや仮のスタイルも記述してある。

そんな大切なスタイルシートの内容がごっそり欠損してしまった。

どこをどう開いても、エディタで開き直しても、82行目から下の行がなくなっている。

なぜこんなことが起きてしまうのか。かなり動揺しながらも原因を整理してみよう。
原因ははっきりしている。サイト定義パネルでディレクトリを移動したからだ。納品用のディレクトリを作るため、サイト定義しているディレクトリの中にもう一つフォルダを作って、コンテンツを全部その中に移動した。このとき、当然Dreamweaverはパスの書き換えを促すダイアログを表示する。今日に限って妙に時間がかかるなぁと眺めていた。画像ディレクトリは移動させていないから当然全ファイルの書き換えとなる。時間がかかりながらも通常通り書き換え処理が終わり、確認のためにページをブラウザで開いたら、スタイルごっそり外れていたというわけ。すぐに.cssファイルを開いたら、82行目から下の行が消えてしまっていたのだ。

自分で言うのもなんだが、バックアップはこまめに取る方。でも、今日に限ってバックアップを作ったのが2日前で、その間にスタイルシートをかなり書き込んでいた。
もうホントにショック。しばらく冷静になれそうにない。

Dreamweaverを使うことの大きなメリットは、サイト内全置換、全ページパス修正などの操作がカンタンに行えることだ。でもこれからはちょっと怖くて安易にできなくなりそう。
以前Dreamweaver MXの頃に同じバグについての情報をどこかで聞いたことがあるのを思い出した。Dreamweaver 8でもまだ直っていないということかもしれない。

ちなみにバージョンは、Dreamweaver 8(ver.8.0.2.2814 for Macintosh)

2006年06月13日

Mighty Mouseの分解と清掃

マウスホイールの動きが怪しい。純正のマイティマウス。
スクロールアップはスムーズだがスクロールダウンが引っかかる感じ。
Mighty Mouseはスクロールホイールというよりスクロールボールと言う方が正確だ。

清掃するしかない。

事前にPC Watch のこの記事このレポートでさらっと予習。

裏面外側のソールの外周からハズしにかかる。細いヘラを差し込みながら取っていくがケーブルのあたりが固い。この工程が一番難しいかも。ムリに力を入れるとリング状のソールは細いので割れてしまいそう。
この薄いグレーのリング状のソールは軽く接着剤で貼付けてあるので、いちど剥がしてしまうともう後戻りできない。接着剤で再度貼ってしまうとまた掃除したくなったときに厄介だし…。

とにかく分解を進める。次は基底部と上ふたを分解。ここはヒンジでつながっているちょっと力を入れればパカッと二つになる。上と下は細いフラットケーブルでつながってて無理な力を入れないように注意が必要。

これで大丈夫。と思ったら、肝心のマウスボールは上蓋裏側の黒いボックスの中だ。プラスドライバーで裏蓋から外す。このとき、基底部とつながっているフラットケーブルを外した方が作業しやすいかもしれない。

ボックスの中は見事なほどかわいい部品でいっぱい。ボールが360°動く仕組みは、4カ所についている2ミリほどの微細なローラーで回わしているのだ。小さなタイヤもついている。ローラーはガイドレールにマグネットで張り付いていて、これがスムーズに回転する秘密になっている。

カワイイローラーちゃんを綿棒できれいにして清掃は完了。

組み立てはカンタンかと思いきや、意外な難題が。フラットケーブルを外してしまったので、こいつを取り付けるのに一苦労。上蓋と基底部との狭いすき間の間でフラットケーブルを基盤のソケットに差し込まなきゃならない。ピンセットがあるとラクだ。

驚いたのは、基盤にスピーカーがついていること。フラットケーブルをソケットに差し込むと、チリチリツツツと小さな音で接続されたことを知らせてくれる。スクロールボールを操作している時の音もこのスピーカーから出ているのだ。ということは、このサウンドを変更することも可能なのだろうか?

さて、剥がしてしまったソール。接着剤は却下。結局メンディングテープを小さく切って、4カ所をテープ留め。裏側だし見えないからまあいいか。

それにしても、こんなメンテナンスの面倒なマウスは初めてだ。またいつか掃除をしなきゃいけないのかと考えるとうんざりする。アップルさん「Mighty Mouse Pro」出してくんかの。掃除がプロ並みにカンタンなやつ。

2006年06月09日

テキストエディタ選び

Webサイトの制作に必須なアプリケーションは数多い。
なかでもテキストエディタはソースコードやJavaScriptの編集、テキスト原稿のコピペ用と、常に起動している頻出アプリだ。
そんなふだんよく使うソフトだけに、求められるものもシビアになってくる。

  • 起動や動作が速いこと
  • Cocoaテキストエンジンに対応していること
  • アップルスクリプトに対応していること
  • オートインデント機能があること
  • シンタックスカラーリングに対応していること

数ヶ月前から「CotEditor」をよく使っていた。

何よりもテキストがキレイに表示されるのが気に入った。OS Xを使うことに慣れてしまってプレーンテキストもアンチエイリアスがかかっている方がやっぱり美しい。そして起動やアプリの切り替わりが早い。
テキストエディタとして標準的なコマンドはたいてい備わっているし、HTMLに限らずPerlやCといった言語のソスコード記述には最適かもしれない。それにフリーソフトだ。おすすめ。

ただし欠点がないわけでもない。
まず、まだバージョンが低いからかちと不安定。ウィンドウを閉じる時にアプリも異常終了してしまうことがある。
それと、「行末/改行コードの削除」コマンドがないのだ。クライアントからもらった原稿には改行コードが意図しないところで入っていることが多いのでテキストエディタであらかじめきれいにしてからDreamweaverにペーストするために欠かせない機能なのだ。これが無い。そして印刷機能が弱い。画面表示用の設定と印刷用の設定がそれぞれ別々に設定できればいいのに。

一方OS 9の頃から愛用していた「Jedit X」。
Intel CPU 搭載 Macでもネイティブに動作するUniversal Binary 対応しているので、使ってみた。
やっぱりすごい。機能的にはもうこれ以上ないほどおよそ考えつく限りの機能が備わっている。
助かる機能を上げると…。


  • 新規書類の名前を日付にできる

  • リッチテキストにLucida Grandeを設定できる

  • 日本語文字コード自動判定の基準を細かく設定できる

  • 検索機能が強力

やっぱりJeditに戻ることにした。

2006年06月07日

iWebのアップデータ

iWebのアップデータが出てた。
バージョン1.1。

iWeb1.0は、日本語の扱いが特殊だった。
バグというより仕様なのだろうが改行や半角スペースがないまま1行を超えると文字が画像になってしまう。
この仕様はかなり評判が悪かったようだ。

今回のバージョン1.1ではそれが解消されたという。
ソースコードの仕様もすこし変わっていて、厳密な意味でのXHTMLの記述とは違い、クセがある。

でもこれは仕方がないことだろう。ソースコードを意識せずに、思った通りのサイトを誰でもカンタンに手軽に作る、これがこのソフトの目的だからだ。

あれもこれも、とバージョンアップのたびに機能が増えていって本来の目的から外れて肥大化していくのが常だろう。だけどアップルはそんなことはしないはず。

2006年05月30日

OSXのフォント管理ツール

ここで教えてもらったOSX on Intel Macのフォント管理ツール「Linotype fontexplorerX」を入れてみた。

フリーウエアには珍しいインストーラタイプ。親切なインストーラの設定に導かれていけば、Fontsフォルダ以外の場所に置いてあるフォントもしっかり読み込んでくれます。

いい感じ。

インストーラの設定が終わったら、もうすぐに使えるんだけど、登録フォントが6000を超えちゃっていくら高機能でもちょっと管理するのが困難だ。

昔のATM Deluxをさらに高機能したようなこのLinotype fontexplorerX。常用することに決定。

ただし気になることがないわけでもない。

SymbolやDingBats系のキャラクターフォントの書体見本だけが出ない。サンプル文字はいくつかあって選択できるんだけど、どれを選んでも、「Not available」。
マニュアルを調べたら、そのフォントグリフセットにあわせてサンプル文字列を編集しなくちゃいけないみいたいだ。それでも表示されない書体見本もある。なぜ?
OS標準の「Font Book」なら、どんなキャラクターフォントでもサンプルが表示されるんだけどなぁ。

それともうひとつ。フォントを選んでアクティベートしても、直ちにフォントメニューに表示には表示されない。フォントメニューをリセットするような、なにか他の動作をしてからでないとフォントメニューに反映されないのだ。
キャッシュをクリアしないとだめなのかも。OSXのフォント管理の仕方をよく理解してないから、その辺も研究しなくちゃならない。

キーボードビューワーが小さくてキー文字が見えないのはまあしょうがないか。

いまのところ気になるのはこの2点。

詳しいヘルプビューアーもついていることだし、一度精読の必要ありだ。

2006年05月23日

Path Finderを導入しても…。

Mac OS X 10.4.6のファインダーがどうにも慣れない。
カラム表示とリスト表示。どちらも帯に短したすきに長し。

そこで、
Path Finder4.1.1を入れてみた。
PathFinder.jpg

有名なソフトだから名前は知っていたけど使うのは初めて。
確かに高機能だ。信じられないような細かいオプション設定がある。
ラベルの色をアイコンにつけられたり、圧縮してそのままメールに添付できたり、背景デザインを細かく設定できたり、パスがカンタンにクリップボードにコピーできたり…。

動作が重いと聞いたけど、Intel iMacでは遅いとは感じられない。Universal Binary版だからか。

じゃ、なせためらっているのか。

Finderは確かに使いやすくなるけど、標準の[開く/保存]ダイアログがFinderのままなのが気になる。
そして新しく開いたウィンドウのサイズや位置を覚えてくれないのももっと気になる。
Finderはデスクトップと一体化していてアプリケーションを使っているという感覚はない。
しかし、Path Finderはそのデスクトップの上で動くから、使う側の気持ち的には他のアプリケーションと同じ感覚なのだ。それが馴染めなさの原因。

でもきっと買うと思う。

2006年05月18日

Fireworks 8のフォントにまつわるイタいバグ。


Fireworks 8 をMac OS X1.4.6 IntelMac で使うようになって1ヶ月。
慣れては来たんだけど、最近フォントを使うときに致命的なエラーに悩まされることがときどきある。

『データベースをレンダリングできませんでした。
内部エラーが発生しました。』

↑こんなエラーで、そのあといっさいの操作ができなくなり、再起動するしか手がなくなる。そして高い確率でアプリが落ちる。


いろいろ検証した結果、どうやら標準のFont管理ツールである Font Book 2.0.2 との相性の問題らしい。
Font Bookで使用停止にした書体がFireworks 8のフォントリストに表示されてしまうのだ。その使用停止にした書体を選んだとたん、上記のエラーが登場する。
fontbook.jpg
もともと書体管理ツールが欲しかったのだが、Suitcase Fusion はまだIntel Macに対応してない。現状では膨大な書体の管理をFont Bookに頼らざるを得ないのだけどFont Book はフォントをインストールする場所を一つしか指定できないのが決定的に使いにくい。


グラフィックツールを使うときに書体選びは重要な作業だ。持っている書体をすべてアクティブにしておくのもナンセンスだし。なにかいい回避策はないのか。

2006年04月21日

ドライブドア

増設のHDDが欲しかったので秋葉原へ。


秋葉館でハードディスクを購入



ネーミングが秀逸なフロントにドアがついてる「ドライブドア」じゃなくて、PowerMac G53を小さくしたようなこっちにした。
秋葉館でも人気商品で、在庫切れになりやすい。
Firewire接続のHDDって意外と少なくて、パーツショップでもケースとドライブが別売になっていることがおおい。

中身入ってないと、やだし。別買いしてもいいけど、自分で組み入れるぐらいなら、はじめから中身入っていたほうが…。

つなぐだけで、あっという間にデスクトップにマウント。これ、買ってすぐ使えるのがいい。
ありそうでないとてもいい製品です。


でもひとつだけ難点をあげるとすると、ケースが金属でできてるので、カドを持つとイタイ。ヘビーディーティな感じが好きな人には向いてる。iMacとかのヤワそうなケースにぶつけたら確実にキズができるだろう。金属が冷たいので、冷却的には効果的。


2006年04月08日

Boot Campは微妙?

Intel MacでWindows XPがネイティブに動く。
本家のアップルが自分からこれやるとは思っていたけど、こんなに早く発表するとは予想外。

Boot Camp

正式に搭載されるのはMac OS X 10.5「Leopard」からになるみたい。8月頃だろう。

つい最近ほとんど画面確認用にWindowsマシンを購入したタイミングを考えると「ん?」と思った。
だけど、リブートしないとOS切り替えられないんでしょ、これ。
それじゃあんまり意味ないかも。せめてVirtual PCみたいに同時にプレビューできる環境にする必要が自分にはやっぱ別マシンの方が便利だろうな。
気になるのは、XPしかサポートしていないのか?ということ。
Virtual PCのように複数のOSを起動できるような環境がほしいぞ。理想的なのはInternet Explorerの5以降が複数起動できる環境なので。

2006年03月02日

Apple新製品発表会クパチーノまで行く必要なしでは?

「謎の招待状」が話題となった、アップルの新製品。
何か買うにもこのイベントの内容を見てから、と思っていた。

気になったのはインテルCPU搭載Macの「Mac mini」。
買うならデュアルコアCPUのCore Duoモデルだけどよーくスペックを確認するまでなく、自分が使うならいまのところIntel iMacのほうが優勢。基本的な考え方がノート機の機能を小さな筐体に入れたものだから。

「BYODKM」というキーワードを流行らそうとしているのかもしれないけど、これはわかんないでしょ。
ちなみに何の略かというと、
2711696.jpg「Bring Your Own Display, Keyboard and Mouse」

デスクトップタイプのコンピュータをつかうのであれば、まあ普通の考え方だしね。

もう1コ発表された、アレは本気で買うかも…(^^;;